iPhoneの耐久性
左目は痙攣するけど涙は出ない
ずうっと新品のままで居て
自分は繊細すぎる
カートコバーンが遺書でいってた
たぶん
そこに触れたら負け。また私は卵の殻の上を歩いてる。冬の寒い日 凍った道路を歩いている。滑らないようにそうっと足を運ぶ。
幸せになんかならなくてもいいからわたしはあの人を選ぶ、みたいなよくわからない言葉を言い放ち男と別れて違う男と復縁したけど見事に続かなかった。
シラフで思考がきちんと働いてる時間になんとなくおじさんと寝てみて事後に美味しくもないチョコレートを食べてた
傷なんか付けなくていいでしょ
ショートケーキ2つください
この部屋の壁紙が真っ白であることだけが救いです。実家で過ごした自分の部屋とは正反対になるようにカーテンもベッドも家具も選んだ。それが私なりのおまじないだったからです。
固く目を瞑るけれどやっぱり毎晩わたしは12歳の自分へとタイムスリップする。
三種の神器 ムートン プリクラ クレープ
iPhonから鳴る無機質なアラームじゃなくてお母さんの声で起きてた朝。自分の部屋のカーテンは黄色で可愛い動物柄の壁紙は子供っぽくてお気に入りだった。急な坂道、汗をかきながら自転車をこぐ。坂の上のコンビニで買ったガリガリ君を片手に遅刻ギリギリで学校に向かう。何度注意されてもスカートを折り曲げるのはやめなかった。だってダサいじゃん ジャンパースカートなんて。憧れの東京に行きたくて、とにかく卒業したくて、消費するみたいに日常をやり過ごしていたけど、なんとなくの積み重ねが今では全て尊い。自転車の鍵はどこかへ行ってしまったけど、付けていたお気に入りのキーホルダーはよく覚えている。嫌いだったはずの地元、実は好きなのかもしれない 好きになるのが許せなかった。次帰省したら『やっぱこんな町嫌いだ』って嫌味ったらしい笑みを浮かべながら新幹線で泣くんだ。
アンナ・フロイト曰く
講義1コマ分の値段を考えながら
先生の話を聞き流す
お気に入りの本のページをめくる
アンナ・フロイト曰く
「青年期は本質的に平和な成長が阻止される時期であり、かつこの過程において安定した平衡状態が保たれているとしたら、そのこと自体が異常である」
だって。
19才(もう少しでお誕生日を迎えて20歳になってしまうけれど)、それはもう青年期のど真ん中に居座っている。つまり私は青年期。
青年期とか思春期とかいう分類に反発する年齢ではないのだ。あなたも私も。あるべきところに存在できるということは、大きな安心感を与えてくれることを知っている。
愛について考えて、寂しさと上手に付き合う術を身につけて、涙でマスカラを落とす。
眠れない夜は時計の秒針の音じゃなくてあなたの寝息に耳を傾けられたなら、どんなに幸せなのかな
これはまだ19歳のころに書いた文章
無題
あの次はい
いの次はう
うの次はえ
えの次はお
何かしてもらったありがとう
それだけでは足りない
''うれしい!''と柔らかな笑顔を
センチメンタルにはチョコレートを
微睡みには優しい曲を
リリースミーリリースミー
借りたギターは返してしまおう
ギブソンのSG
アンガス・ヤングとお揃いのギター
代表曲はBack in Black
寂しくたって虚しくたって
歌ぐらい一人で歌える
まだ泣けることに安心して頭のてっぺんから足の爪先までマゾのような気がした
いつまでやってんだ
最終形態
変わらないことに安心感を抱いてはいけない。変わってしまったことを悲しんではいけない。大事なのことは共に変化をすること。
どちらかが置いてけぼりになったり、別々の道へ行くことを、私たちは憎みながら許しながら生きていかなくてはならない。