大人になるってせつね〜〜〜〜〜〜

ADHDの子から汗とメリットの匂いがした 人身事故に舌打ち 一人ぼっちのフードコート あくびに吸い込まれて 着陸します 8番通路 抱きしめてポポちゃん人形夏の健やかさに触れて

無題

わたしはもうわたしのことを捨てたり見捨てたりしたくない

無題

未練をずっと未練のまま恥ずかしくてダサくて格好がつかないまま心のうちに留めておきたい 執着に執着 固執に固執 ぜんぶ二重にして忘れないように 秋の中途半端の温度や匂いが 知ったような顔してまた来る

元気が出ない

そもそも元気とはなんぞやという

無題

誰でもいい、誰でもいいから肯定して 手を握って 肩を抱いて それで、それで、 そのあとは とか思いながら泣いてたりすると全くグットなタイミングで男の子から連絡がきたりする 世界はそういう風に出来ている これはもう最初っから決まってたことみたいな顔…

無題

そこ、そこの傷、なかなか治らないねオロナインあったけ?塗った方いいよ うん ありがとでも大丈夫 傷は治るから 傷は治るから もう一度心の中でおんなじ言葉をつぶやいてこの前ヘアアイロンで火傷をしてししまった頰をさする 傷なんてないんだよなあ

天窓から落ちてくる

技量がないのか要領が悪いのか、はたまた体力がないのか気力がないのか いくつかの原因を挙げてみたらきりがない

iPhoneの耐久性

左目は痙攣するけど涙は出ないずうっと新品のままで居て 自分は繊細すぎるカートコバーンが遺書でいってたたぶん そこに触れたら負け。また私は卵の殻の上を歩いてる。冬の寒い日 凍った道路を歩いている。滑らないようにそうっと足を運ぶ。 幸せになんかな…

ショートケーキ2つください

この部屋の壁紙が真っ白であることだけが救いです。実家で過ごした自分の部屋とは正反対になるようにカーテンもベッドも家具も選んだ。それが私なりのおまじないだったからです。 固く目を瞑るけれどやっぱり毎晩わたしは12歳の自分へとタイムスリップする。

三種の神器 ムートン プリクラ クレープ

iPhonから鳴る無機質なアラームじゃなくてお母さんの声で起きてた朝。自分の部屋のカーテンは黄色で可愛い動物柄の壁紙は子供っぽくてお気に入りだった。急な坂道、汗をかきながら自転車をこぐ。坂の上のコンビニで買ったガリガリ君を片手に遅刻ギリギリで学…

アンナ・フロイト曰く

講義1コマ分の値段を考えながら 先生の話を聞き流す お気に入りの本のページをめくるアンナ・フロイト曰く「青年期は本質的に平和な成長が阻止される時期であり、かつこの過程において安定した平衡状態が保たれているとしたら、そのこと自体が異常である」だ…

無題

あの次はいいの次はううの次はええの次はお 何かしてもらったありがとうそれだけでは足りない''うれしい!''と柔らかな笑顔を センチメンタルにはチョコレートを微睡みには優しい曲を

リリースミーリリースミー

借りたギターは返してしまおうギブソンのSGアンガス・ヤングとお揃いのギター代表曲はBack in Black 寂しくたって虚しくたって歌ぐらい一人で歌える まだ泣けることに安心して頭のてっぺんから足の爪先までマゾのような気がした いつまでやってんだ

最終形態

変わらないことに安心感を抱いてはいけない。変わってしまったことを悲しんではいけない。大事なのことは共に変化をすること。 どちらかが置いてけぼりになったり、別々の道へ行くことを、私たちは憎みながら許しながら生きていかなくてはならない。

ハネムーンはイオンショッピングモールで

わたしのダメなところまで愛されたら きっと泣きながら結婚を申し込んで 幸せになっちゃうな 見えない左の薬指にはめられたそれを

無題

フォトショップで加工したいよ人生 ドライフラワーは永遠に 切れた弦はそのまんまでいい 誤字したツイートを見つけては消すみたいな生き方ばっかりしてしまう 誰かが吐き捨てたガムの存在に気づいてそれを避けて歩くことができたから、今日はもうそれでいい…

雪かきで汗をかく

電車で泣くのを我慢したら体の変なところに力が入ってひどく喉とお腹が痛くなった ・ピンポンマム 『渋いのを選ぶのね』 花屋のおばさんに言われた 2人で選んだ花 隣に並んだ可愛らしい花達より 地味で 頼りなくて 私たちらしいと思った 花言葉は「君を愛す…

心のメモ

卵の殻の上を歩いてるような感覚がいつもあってもヒールが地面に当たる音はきちんと聞こえてくるんだからそういう所で現実を確認する作業しなければいけない 部屋の壁紙が白いこと 爪が伸びていないこと たくさんある私の中にあるルールが 健やかであること…

臨時ダイヤ

涙が落ちて煙草の火を消した 思考は煙と共に消えた雨上がりぬかるんだ道で地団駄踏んで空を仰ぐ悲しそうな顔はやめて横たわる不安と戦う 息ができないもういい?地べたに座り込んでも 夜が味方をする間だけ手を繋いでいて欲しいんだ 覗く寂しさに知らん顔し…

無題

蛇口から水が滴る音に耳を傾ける 冷たい床を這うようにして冷蔵庫へ 賞味期限がとっくに切れたケーキ2つ 見つめる先には何もない 空洞あるいは空虚あるいはそれは何 キスで昇天 3秒で天国 下品に笑って見せて 満点なんてとっくのとうにもらってる

六畳の世界

肌についた下着の跡 カーテンに浮かぶ日差しの影 子供向けの絆創膏 心が荒むものを選ばないでほしい 泣いても穏やかなものに向かいたい

ドリカムのあの曲

匂いも写真みたいに保存できればいいのに。iCloudでバックアップ、手軽に永久保存。 朝帰りに見る太陽の光は良くないことをしてる自分を照らしてくる。 バツが悪そうな顔でモタモタ歩く。サラリーマンと逆方向、大学生の特権。 不本意な朝帰りをした日は皮肉…

お湯を注ぎ終えるまでの緊張感

日付が変わる前に会いに行って 同じ温度で居ることを確認するんだ ダサいけど高円寺駅前 カラオケ6階 非常階段から見える電車 を 見下ろす 心が空っぽに死んだような気分になる それでい フリータイム深夜2時どうしたって切なくなるバイバイするのが悲しくな…

覚えてたいこと

うっとりしてしまうぐらいの綺麗な裏声ときちんとそれらを支えている楽器たち。そういう時に生まれる感情だけ核のような、本物ような気がするのにな 女の子同士だと愛は生まれなくて男と女だと安易にそれを口に出せるのか ぼんやりしたものだけを捨てて最後…

朝7時

目玉焼きが食べたいな お母さんが焼いた目玉焼きじゃないと絶対ダメなの。あの時とおんなじパジャマであの時とおんなじコップに牛乳を注いでほしい。幼い頃みてたテレビ番組 子供用おもちゃのCMだって鮮明に覚えてる。覚えてるのに。 愛情のベクトルを間違え…